この記事は
「フリーランスでメタバース関連の仕事はできるの?」
「どんなスキルがあればフリーランスでもメタバースで稼げる?」
こんな悩み・疑問を持つ人向けです。
具体的には
- フリーランスでメタバース関連の仕事をする方法
- フリーランスで稼ぎたい人におすすめのサービス
などを紹介します。
先に結論をお伝えします。
フリーランスでメタバース関連の仕事をする方法は、大きく分けて以下の2種類。
- メタバースクリエイターとしてプラットフォームに作品を公開する
- 企業や個人から業務委託で仕事を請け負う
フリーランスとして稼ぎやすいスキルは以下の3種類。
- ゲームエンジン(Unity・Unreal Engine)のスキル
- 3DCGデザイン・UI/UXデザインのスキル
- 開発ディレクターとしてのスキル・経験
メタバース関連のフリーランスとして稼ぎたい人におすすめの求人サービスは以下の3つ。
メタバース関連の案件数が多い順です。
※案件数の調査は2023年1月3日に実施
- 1位:レバテックフリーランス(39件)
- 2位:テクフリ(30件)
- 3位:エクストリームフリーランス(28件)
メタバースは未来の巨大市場と言われています。
今のうちから参入し実績を作っておけば、将来引っ張りだこになるかもしれません。
ぜひ早めにチャレンジしてください。
メタバース関連フリーランスの働き方はざっくり2種類
フリーランスの人がメタバースに関連した仕事をする方法は、ざっくり以下の2種類に分けられます。
- メタバースクリエイターとしてプラットフォームに作品を公開する
- 企業や個人から業務委託で仕事を請け負う
それぞれ紹介します。
興味がある人は下のリンク先の記事をチェックしてください。
① クリエイターとしてプラットフォームに作品を公開
1つ目は
「メタバースクリエイターとしてプラットフォームに作品を公開する」
です。
メタバースプラットフォームによっては、利用者(ユーザー)が自分で作った作品を公開したり、販売できます。
作品とは、具体例を挙げると
- メタバースゲーム
- アバター
- 服・靴・バッグなどのデジタルアイテム
- ワールド(メタバース空間)
などです。
人気のあるメタバースには数億人単位のユーザーがいます。
プラットフォーム内の人気クリエイターになると、作品の販売等で数千万円単位のお金を稼ぐことも可能です。
② 企業や個人から業務委託で仕事を請け負う
2つ目は
「企業や個人から業務委託で仕事を請け負う」
です。
メタバースの歴史は浅く、注目度が上がったのは2021年10月からです。
けれど、さまざまな会社がすでにメタバースに参入しており、たくさんの仕事・雇用が生まれています。
フリーランスとして働けるメタバース関連の仕事もたくさんあります。
例を挙げると
- メタバース開発
- 開発ディレクション
- サーバー開発・保守
- 3DCGデザイン
- コンサルティング
- ライティング
などの業務は、企業がフリーランスに委託することがあります。
ただ、全体の傾向としてはまだまだ正規雇用の求人の方が圧倒的に多いです。
メタバース関連のフリーランスができる仕事は割合としてはかなり少なめです。
今後の増加を期待しましょう。
※2023年1月現在の状況です
どんなスキルがあればフリーランスとしてお金を稼げる?
次は、具体的にはどんなスキルがあればメタバース関連のフリーランスとしてお金が稼ぎやすいかを紹介します。
ゲームエンジン(Unity・Unreal Engine)のスキル
フリーランスとしてもっとも需要があるメタバース関連の仕事はエンジニアです。
エンジニアと言ってもたくさん職種がありますが、ニーズが高いのはUnityエンジニア。
Unityのスキル・経験があれば
- メタバースゲーム開発
- メタバースのワールド開発
この両方で活躍できます。
なので、フリーランスの求人数は多いです。
ゲームエンジン関連絡みの求人はフリーランス・正規雇用両方で需要が高いです。
Unityのライバルである、Unreal Engine関連の求人も多いです。
よって
- UnityとC#
- Unreal EngineとC++
などのスキルがあるとメタバース関連の仕事探しは有利になります。
開発ディレクターとしてのスキル・経験
やや意外ですが、メタバース関連のフリーランスは開発ディレクターの求人がけっこう多いです。
ただし、ディレクター系の案件はゴリゴリのメタバースというよりは
「3Dゲーム」
と表現した方がしっくりきそうな案件が多かったです。
よって
- プロジェクト管理の経験・スキル
- スマホのソーシャルアプリの開発ディレクターの経験
- チームマネジメントのスキル
などのスキル・経験があるとフリーランスで仕事を受注しやすいはずです。
3DCGデザイン・UI/UXデザインのスキル
メタバースビジネスに取り組む企業は
- 3DCGデザイナー
- UI/UXデザイナー
など、デザイナーをよく募集しています。
3Dと2Dの両方のデザイナーの需要があるのですね。
この傾向はフリーランスでも同じです。
メタバース関連企業は、先にあげた2種類のデザイナーをよく募集しています。
【求人有り】フリーランスで稼ぎたい人におすすめのサービス
最後に、メタバース関連のフリーランスとしてお金を稼ぎたい人におすすめのサービスを以下の順番で紹介します。
- メタバースプラットフォーム
- クラウドソーシング
- フリーランス向け求人サービス
① メタバースプラットフォーム
まずは、おすすめのメタバースプラットフォームを紹介します。
紹介するメタバースは、フリーランスというか個人でもお金を稼ぐ仕組みがあるメタバースです。
もちろん登録は無料ですので、まずはユーザーとして遊んでみてください。
3Dゲーム開発や、メタバースのワールド制作などのスキルがある人におすすめは以下の2つです。
Robloxではアメリカの16歳の高校生が約250万円稼いだ、という事例もあります[1]The Hour:A Greenwich High junior made $17K creating a kids’ computer game. Here’s how he did it.。
Fortniteの場合は「マップ」と呼ばれるワールドを作り、そこから人気インフルエンサーになったり、起業する人も多いです。
3DCGデザインが得意で、デジタルアイテム販売等でお金を稼ぎたい人におすすめなのは以下の2つ。
Zepetoでは、デジタルアイテム販売で20代女性が数千万円もの収入を得て話題になったこともあります[2]Markets Insider:A 28-year-old on Asia’s top metaverse platform makes six figures as a virtual fashion influencer。
若い女性が多いメタバースですので、女性向けのデジタルアイテム作成が得意な人におすすめです。
② クラウドソーシング
次はクラウドソーシング。
フリーランスにとって定番のサービスですが、2022年12月げんざい日本のクラウドソーシングでメタバース案件は少ないです。
大手のクラウドワークスやランサーズでさえ、メタバース関連の案件はとても少ないです。
なので、海外に目を向けてはどうでしょうか。
などの世界的大手クラウドソーシングなら、メタバース関連の案件数が充実しています。
クライアントとのやりとりは英語ですが、いまはDeepLなどのAI翻訳ツールを使えば簡単に翻訳ができます。
しかも、海外の仕事なら円安効果で多くの日本円を稼げます。
興味がある人はぜひ登録してください。
③ フリーランス向け求人サービス
最後はフリーランス向けの求人サービスです。
日本の代表的なフリーランス向けの求人サービスで
「メタバース」
というキーワードで案件を検索。
そして、案件数が多かったサービスを調べました。
その結果、上位3つは以下のようになりました。
※調査は2023年1月3日に実施
- 1位:レバテックフリーランス(39件)
- 2位:テクフリ(30件)
- 3位:エクストリームフリーランス(28件)
正直なところ、案件数は少ないです。
メタバース関連の正社員の求人数と比較したら数十分の1程度しかありません。
今のところメタバース企業は社内で人材を抱える傾向があるようです。
とはいえ、メタバース自体が盛り上がればフリーランス人材の需要も増えるはずです。
今のうちから登録し、案件を探しておきましょう。