「Game of Silks(ゲームオブシルクス)」
は現実世界の競馬とリンクした、Play-to-Earnの競馬ゲームです。
ユーザーは実在する馬(のNFT)のオーナーになります。
そして所有馬が現実世界のレースで勝利したり、子供を産んだりすると報酬を受け取れます。
POG(ペーパーオーナーゲーム)という、競馬が好きな方が良くやる仮想ゲームがあります。
そのPOGのメタバース版がGame of Silksとも言えます。
後で説明しますが、Game of Silksでは勝負服がとても重要な役割をもちます。
Game of Silksは2022年4月27日からNFTのアバター販売を始めていますが、メタバースの公開は2023年の予定です。
なのでまだGame of Silksで遊べませんし、まだ明らかになっていない部分も多いです。
この記事ではGame of Silksの
などを説明しますが、説明できるのはわかっている部分のみです。
情報量はやや少ないですがご了承ください。
競馬ゲームのGame of Silksとは?
サービス名 | Game of Silks |
---|---|
創設者 | Dan Nissanoff、TroyLevy、Binny、MKKL |
公式サイト | https://www.silks.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/gameofsilks |
公式Discord | https://discord.com/invite/silks |
※ここからは、「Game of Silks」を「Silks」と省略します。
冒頭で簡単に説明したように、SilksはPlay-to-Earn(P2E)の競馬ゲームです。
P2Eの競馬ゲームは珍しいものではありません。
ZED RUNなど、すでに複数の稼げる競馬ゲームが存在しています。
けれどSilksは他のゲームとは明らかに違うタイプのゲームです。
なぜならSilksは現実世界のサラブレッドや、競馬の競争(レース)の結果とリンクしているからです。
具体的に言うと、まず現実世界に実在するサラブレッドのNFTが
「競走馬のデジタルツイン」
としてSilksから販売されます。
そしてそのNFTの所有者はメタバース内の馬の馬主になれます。
もし所有する馬が現実世界でレースに勝利したら、その馬のNFTの所有者にはSilksから報酬が仮想通貨で支払われます。
おそらくですが、所有馬が大きなレースたとえば
- ケンタッキーダービー
- ブリーダーズカップ
などに勝利したら、かなりの額の仮想通貨を報酬として受け取れるはずです。
有名どころだとプロサッカーリーグのデリバティブ・ゲームであるSorare(ソラーレ)があり、とても人気があります。
Silksの特徴
Silksのゲームとしての特徴を説明します。
Silksには以下のような特徴があります。
それぞれ説明します。
遊んだり稼ぐにはNFTが必要なので初期費用がかかる
Silksで遊んだり稼ぐにはNFTが必要です。
よって初期費用としてNFTの購入費がかかります。
具体的には、Silks Genesis Avatar(シルクス・ジェネシス・アバター)というNFTを買わなくてなりません。
Silks Genesis Avatarは
などで購入できます。
後で説明しますが、公式サイトから買うとSilksの土地がもらえます。
なので、トータルで見ると公式サイトから買うのがおすすめです。
このシルクス・ジェネシス・アバターがないと肝心の馬のNFTが買えません。
Silksでは、1つのシルクス・ジェネシス・アバターにつき1頭の馬(のNFT)が購入できる仕組みです。
※1頭だけでなく、毎年1頭の競走馬を買うことができます
よってシルクス・ジェネシス・アバターを購入することによってすべてが始まる、といった感じです。
Silksではイーサリアム(ETH)でNFTを買えます。
なので、遊びたい方はコインチェックなどで仮想通貨取引所の口座を開設しておきましょう。
NFTとして購入できるのは1歳以上の馬
NFTとして購入できるのは、正式に競走馬登録されている1歳以上のサラブレッドです。
競馬に詳しくない方向けに説明します。
競馬では、誕生した子馬は誕生年のあいだは0歳馬もしくは当歳馬(とうさいば)と呼ばれます。
それが年が変わると(1月1日になると)1歳馬となります。
1歳馬は人間に例えると6歳から8歳、つまり小学生低学年くらいです[1]Pacalla:馬の〇歳は人間の何歳?馬の年齢についてまとめてみた!。
そして、実際のレースに出走できるのは早くても2歳からです。
成長がゆっくりだったり、故障(骨折や病気など)による調教の遅れで3歳になってから初めてレースに出る馬もたくさんいます。
なので、いちど馬のNFTを購入したらその成長を長い年月をかけて応援することができます。
アメリカの競走馬とレース結果がメタバースとリンクする
Silksは現実世界の競走馬やレース結果とリンクしている派生型ゲームです。
ただ、リンクしているのは日本の競馬ではなくアメリカの競馬です。
日本のJRAの競馬のデータでないのは残念ですが、これは仕方がありません。
遊ぶ前の参考情報として、日本の競馬とアメリカの競馬の違いを箇条書きで紹介します。
これらを頭に入れ遊ぶ必要があります。
メタバース内でも仮想レースがあり、所有馬を出走させることができる
Silksにはメタバース内に競馬場があり、そこで仮想レースが開催されます。
なので自分の所有馬を仮想レースに出走させることができます。
ただ、この機能が搭載されるのはまだまだ先のことです。
というのもSilksのメタバースがオープンするのは2023年の予定だからです。
ゲーム内で購入・利用可能なNFTそれぞれの役割・機能
次はSilksで遊ぶには欠かせない、ゲーム内で購入・利用可能なNFTについて説明します。
SilksはNFTを使って遊ぶゲームといっても過言ではありません。
どんなNFTがあるのか把握してから遊びましょう。
先に紹介しておくと、Silksでは以下のNFTがあります。
それぞれ説明します。
Silks Genesis Avatar Collection(シルクス・ジェネシス・アバター)
シルクス・ジェネシス・アバターはSilksで遊ぶために必要になるNFTです。
Silksのユーザーであることを証明するNFTとも言えます。
Silksではシルクス・ジェネシス・アバターを持っていないと競走馬のNFTを購入できません[2]Infostor:Silks NFT » All About Game of Silks Genesis Avatar & Horses!。
だからメタバース内で馬主になるための資格のような役割もこのNFTにはあります。
ほかにも、シルクス・ジェネシス・アバターの所有者には
- 特別なエアドロップや景品をもらえる
- 現実世界での特別イベントへの参加権
- 長期間ウォレットに保存していれば、報酬や特典が増える
- 2022年第3四半期におこなわれる予定のシルクス・ホース・ミント限定アクセスの保証
などのメリットもあります。
現時点で、すでにシルクス・ジェネシス・アバターを45日間所有しているユーザーには
「Sky Falls Genesis Parcel」
というNFTが渡されています。
Sky Falls Genesis Parcelを持っていると、のちほど紹介する「Silk Land NFT(土地のNFT)」と交換することができます[3]Game of Silks公式medium:Silks — Sky Falls。
つまり、無償でメタバースの土地がもらえるということです。
Silks Horses(シルクス・ホース)
Silks Horses(シルクス・ホース)はNFT化された現実世界の競走馬です。
このゲームの主役とも言えます。
Silksは現実世界のサラブレッド一頭に対してひとつのNFTを発行します。
そして
- 血統
- 調教の進捗状況
- レースの結果(成績)
などがNFTに反映されます。
ただ、NFTとして購入できるのは1歳馬です。
なので誕生後すぐにNFT化される訳ではありません。
シルクス・ジェネシス・アバターを1個持っている人は毎年1頭の馬を購入できます。
ただし好きな馬を購入できる訳では無く、競走馬は購入希望者に対してランダムに割り当てられる予定です。
競走馬のNFTはNFTマーケットプレイスで売買可能です。
もし1歳の時に(NFTを)購入した馬が
- 年上の兄妹馬がレースで大活躍
- 馬体や調教の動きがとても良くなった
- 同じような血統の馬がレースで活躍
などの理由で注目度がアップしたとき、購入時よりも高値で販売することも可能です。
このような販売方法は現実世界の競馬の世界でも行われており、ピンフッキングと呼ばれています[4]web Sportiva:【競馬】外国人ホースマンが試みた『ピンフッキング』という異色ビジネス。
Silk Land NFT(土地のNFT)
2021年後半からメタバースの土地の価格高騰が注目されていますが、Silksにも土地がありNFTとして販売されます。
土地の保有者は、このあと説明する「厩舎(きゅうしゃ)」を土地に建設することができます。
補足すると、土地の供給量は202,500エーカーです。
上限が決まっているので、もしSilksが世界中で人気のあるゲームになったら土地の価格は高騰すると思います。
※1エーカーは4047平方メートル
Silk Stables NFT(厩舎のNFT)
最後に紹介するのは厩舎のNFTです。
厩舎(きゅうしゃ)とは、馬が休んだりする専用の施設のことです。
まず、厩舎を建設するには10エーカーの土地が必要です。
そして1つの厩舎には10頭の馬を入厩(にゅうきゅう)できるようになっています[6]Infostor:Silks NFT » All About Game of Silks Genesis Avatar & Horses!。
もし土地を持っていて、その上に厩舎を作っているなら、他のプレイヤーから馬を預かることができます。
そして、預託料(調教したり世話をすることによってもらえる報酬のこと)を得られる仕組みです。
このあたりはまるで現実世界の競馬のようですね。
厩舎のNFTについては現状はこれくらいしか情報は公開されていません。
2023年のSilksメタバースのオープンに近づけば情報が更新されると思うのでしばらくお待ちください。
ゲーム内の仮想通貨について
Silksで利用できる仮想通貨(トークン)について説明します。
Silksでは
- DAOガバナンストークンのSLK
- P2EリワードトークンのSTT
この二つの仮想通貨が使用されます。
STTがあれば
- マーケットプレイスでSilksのNFT購入
- サラブレッドの繁殖
などができるようになります。
ゲーム内ではSTTを稼ぐ方法がたくさん用意されています。
稼ぐ方法についてはこのあと説明します。
お金の稼ぎ方
最後にSilksでお金を稼ぐ方法を紹介します。
けれど、今のところ「こういう稼ぎ方がある」というくらいしか情報が公開されていません。
なので箇条書きでどんな稼ぎ方があるのかを紹介するのに留めます。
Silksでは以下のような稼ぎ方があります。
稼ぎ方についても詳細がわかったら随時更新する予定です。
まとめ
ここまで、派生型ゲームのSilksについて
- ゲームの特徴
- ゲームで使われるNFT
- ゲーム内の仮想通貨
- お金の稼ぎ方
などについて説明しました。
個人的にはPlay-to-Earnのゲームが高い人気を維持するにはメタバース外に存在する熱狂的なコンテンツと結びつく必要があると考えています。
その点、Silksは競馬という世界中に熱狂的なファンがいる優良コンテンツと深く結びついています。
なので私個人はかなりSilksに注目してます。
Silksについては私もプレイする予定ということもあり、どんどん情報を更新できると思います。
すでに、Silks Genesis Avatar Collection(シルクス・ジェネシス・アバター)も10個購入済みです。
Silksについての新しい情報を知りたい方はぜひ当サイトを訪れてください。
引用・脚注
↑1 | Pacalla:馬の〇歳は人間の何歳?馬の年齢についてまとめてみた! |
---|---|
↑2, ↑6 | Infostor:Silks NFT » All About Game of Silks Genesis Avatar & Horses! |
↑3 | Game of Silks公式medium:Silks — Sky Falls |
↑4 | web Sportiva:【競馬】外国人ホースマンが試みた『ピンフッキング』という異色ビジネス |
↑5 | Appcraver:Silks NFT » Game of Silks Genesis Avatar NFT Mint Details !! |
コメント