メタバースと言えばSNSやゲームという印象がありますが、教育でも使われています。
なぜなら子供にとって
- ゲーム感覚で楽しく学べる
- 学習効率が上がる[1]PwC:How virtual reality is redefining soft skills training
などのメリットがあるからです。
この特徴を上手に活用しているのが、ゲシピ株式会社が運営する
「eスポーツ英会話」
です。
習い事が続かないお子さんも多いなか、eスポーツ英会話は
「利用開始から6ヶ月後の継続率は93%超」
という数字を残しています。
この記事では
「なぜeスポーツ英会話に通うと子供が楽しく・効率的に英語を学べるのか?」
これをテーマにして、3つの理由を解説します。
① ゲームのフォートナイトが学ぶ「きっかけ」になる
eスポーツ英会話の基本情報 | |
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サービスURL | https://esports-english-service.gecipe.jp/ |
料金 | 月額8,800円(税込) ※レッスンは月4回 |
必要なもの | ・ゲームソフト&ゲーム機 ・通話アプリのDiscordをインストールしたスマホ ・ヘッドセット(任意) ・マイク付きイヤホン(任意) ※ヘッドセット・マイク付きイヤホンの利用がおすすめ |
運営会社 | ゲシピ株式会社 |
eスポーツ英会話で学ぶと、メタバースゲーム「フォートナイト」が教室になります。
フォートナイトは全世界で数億人のユーザーがいる大人気ゲームです[2]Epic Games:2021年のEpic Games Storeの総括。
小学生からの人気も高く
「校長先生が朝礼でやりすぎを注意した[3]特選街web:【フォートナイト事件簿】ママたちへ緊急アンケート!超人気ゲームを巡る小学生のトラブルあるある」
という話もあるくらい、子供たちはフォートナイトに夢中です。
eスポーツ英会話では、生徒とコーチが一緒にフォートナイトをプレイしながら英会話を学びます[4]他にもApex Legendsなどを使うことがあります。
ゲーム空間が学びの場になる訳ですね。
これは親御さんにとって嬉しいことです。
子供が費やすゲームの時間が、そのまま英語学習の時間に代わるのですから。
子供にたいしてストレートに
「英語を勉強した方が良いよ」
なんて言っても、話を聞いてもらうのも難しいです。
けど
「フォートナイトで遊びながら英語勉強してみない?」
と聞いたら興味を持つお子さんは多いはずです。
要は、メタバースゲームがひとつの「きっかけ」になるのですね。
とくに男の子にとって、この誘い文句は響くはずです。
② メタバース内で実践的な英語の使い方を学べる
eスポーツ英会話では
- コーチ1人
- 生徒2~3人
がチームを組み、フォートナイトをプレイします。
チームで戦うゲームなので、挨拶やゲーム内でコミュニケーションを取るために英語をじゃんじゃん使います。
これにより、実践的に英会話を学べます。
日本人は英語が苦手です。
先進国にもかかわらず、EFが発表した「英語能力指数」は112ヶ国中78位と低迷しています[5]EF Japan:世界最大の英語能力指数 ランキング。
英語が苦手な理由のひとつとして考えられるのは
「日本では英語を使う機会がとても少ない」
です。
日本で普通に暮らしていると、英語で会話する機会はほとんどありません。
けれど、eスポーツ英会話は1レッスン80分の間に英語を
- 話す(スピーキング)
- 聞く(リスニング)
この両方が経験できます。
これは、日本で暮らす子供にとってかなりレアな経験となり、英語力向上につながります。
③ 自然に英会話の練習ができて、忘れにくい
フォートナイトで遊ぶと子供たちはゲームに没頭します。
ゲーム世界では「アバター」が仮の人格になり、その人物になりきって話したり、行動します。
このような、仮想空間を活用した「没入型」と呼ばれる学習方法は、学んだことが記憶に残りやすいことがわかっています[6]PwC:How virtual reality is redefining soft skills training。
没入型学習には、ほかにもメリットがあります。
アバター姿で学ぶことにより、日本人にありがちな
- 英語で話すのが恥ずかしい
- 英語を話して間違えたら嫌だ
などの感覚がへり、普通に話すような感覚で英会話の練習ができます。
これだけではありません。
私たちは、仮想空間の中で自分以外の誰かになりきると、能力が変わるらしいのです。
東京大学の鳴海拓志准教授がおこなった実験では
- アインシュタインのアバターだと「ひらめき力」が上がる
- スーパーマンのアバターだと「他者を思いやる力」が上がる
などがわかっています[7]超教育協会:VR空間でアバタとなることで自分の能力がさらに高まることも。
フォートナイトはアメリカのサービスです。
そのせいか、欧米風の顔立ちをしたアバターが比較的多いです。
こういった部分も、フォートナイトが英語学習に向く理由かもしれません。
メタバースがどんどん学びの場に
eスポーツ英会話以外にも、子供向けの教育にメタバースはどんどん導入されています。
プログラミング教育にも導入されており、Roblox(ロブロックス)というメタバースゲームが教材として使われることもあります。
この記事で紹介したように、メタバースを活用すると高い教育効果が期待できます。
これからどんどんサービスも増えるでしょうから、ぜひ利用を検討してください。
引用・脚注
↑1, ↑6 | PwC:How virtual reality is redefining soft skills training |
---|---|
↑2 | Epic Games:2021年のEpic Games Storeの総括 |
↑3 | 特選街web:【フォートナイト事件簿】ママたちへ緊急アンケート!超人気ゲームを巡る小学生のトラブルあるある |
↑4 | 他にもApex Legendsなどを使うことがあります |
↑5 | EF Japan:世界最大の英語能力指数 ランキング |
↑7 | 超教育協会:VR空間でアバタとなることで自分の能力がさらに高まることも |