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メタバースエンジニアに転職するのに必要なスキル・経験を解説

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この記事は

「メタバースエンジニアになるのに必要なスキルは何?」

こんな疑問を持つ方向けです。

記事を作成するにあたり、メタバースエンジニアに転職するために必要な

  • スキル
  • 経験

を企業が出している求人情報を使い調査しました。
使ったのは「求人ボックス」で、下の画像のように地道にピックアップして調べる手法です。

求人ボックスでメタバースエンジニアになるのに必要なスキルを調査した画像

結論を先にお伝えすると、ポイントになるのは

  • Unity(ユニティ)
  • C#
  • チーム開発

などのスキル・経験です。
まとめると

「Unityを使い、3年以上にわたりチームでゲームを開発した経験」

これがあれば、メタバースエンジニアへの転職に成功しやすくなります。

とはいえ

  • 条件を何も設定していない求人
  • 未経験者OKの求人
  • 少しの経験があればOKの求人

などもあります。

スキルや経験が無いとメタバースエンジニアになれない訳ではありません。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
もしメタバースエンジアを目指してスキルを学ぶなら、Unityを学ぶのがおすすめです。
なぜなら、Unityを学べば併せてC#も学ぶことになるからです。
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求人応募に必要なスキル・経験

まずはメタバースエンジニアの求人広告で

  • 必須スキル・経験
  • 必須要件
  • 必須条件
  • 応募資格

などに設定されることが多いスキル・経験を紹介します。

一覧でまとめると

  • Unityを使った開発の実務経験
  • プログラミング言語の「C#」を用いた開発経験
  • ゲーム開発の経験
  • Gitを使ったバージョン管理経験

などが設定されていることが多いです。

① Unityを使った開発の実務経験

メタバースエンジニアに関しては、ほとんどの求人で
「Unityを使った開発の実務経験」
が求められます。

Unityは、ユニティ・テクノロジーズが開発しているゲームエンジンです。
ゲームエンジンとは、ゲーム開発の効率化のために使うソフトウェアの総称です。
Unityはゲームエンジン市場でナンバーワンのシェアがあります。

2019年にイギリスのゲーム開発者に行われたアンケート結果

メタバースの開発はゲーム開発と似ており、多くのメタバースがUnityで作られています。
なので、Unityを使った開発の実務経験を求める企業は多いです。

実務経験があったとしても、数ヶ月では足りません。
もっと長い期間の経験が必要です。
企業が求めるのは、最低でも2年以上の経験です。

この部分に関しては3年以上に設定している企業もありますし、5年以上という企業もあります。
いちばん多かったのは3年ですね。
なので、Unityを使い3年以上にわたり開発に携わった経験があればメタバースエンジニアとして転職しやすくなります。

② プログラミング言語の「C#」を用いた開発経験

プログラミング言語の
「C#(シーシャープ)」
を用いた開発経験を求める企業も多いです。

C#はUnityを使ってゲーム開発をするときに必要になる言語です。
なぜなら、Unityでスクリプトを書くときはC#しか使えないからです。
※以前はJavaScriptやBooなどの言語も使えましたが、今は使えません

企業によっては「Unityの経験がなくてもC#が使えればOK」ということもあります。
なのでC#が使えた方が転職では有利です。

③ ゲーム開発の経験

「① Unityを使った開発の実務経験」
と被る部分はありますが
「ゲーム開発の経験」
も高い頻度で応募資格として設定されています。

メタバース開発はゲームの開発と似ています。
だから、ゲームを開発した経験があればその経験をメタバース開発でも使える確率は高いです。
なので企業も応募資格に設定しているのでしょう。

ゲームの種類・ジャンルについて指定している会社は少ないです。
たまに指定していても、3Dゲームだったり、ソーシャルゲームだったりと様々です。

繰り返しになりますが、ゲームはUnityを使って開発されることが多いです。
ということは、Unityの経験を求めて
「ゲーム開発の経験」
を応募資格として設定している可能性もあります。

④ Gitを使ったバージョン管理経験

「Git(ギット)を使ったバージョン管理経験」
も、かなり高い割合で必須スキルに設定されています。

メタバースの場合、小規模の開発は少ないです。
サービスの性質上、チームに参加するエンジニアも多く、開発が大規模化しやすいです。
だからGitなどを使ってしっかりバージョン管理する必要があるのでしょう。

Gitの経験と同じような理由で
「チームで開発した経験」
を求める企業も多いです。
チームを開発した経験があれば、Gitをはじめとして開発情報を共有するツールを使っていただろう、ということですね。

あると転職が有利になるスキル・経験

つぎは求人広告で

  • 歓迎要件
  • 歓迎スキル
  • 尚可

として設定されていることが多いスキル・経験を紹介します。

① Shader(シェーダー)の知識や開発経験

歓迎スキルとしてよく設定されているのは
「Shader(シェーダー)の知識や開発経験」
です。

正直に告白すると、私はこの調査を始めるまでShaderという言葉すら知りませんでした。
ネットで調べたらわかりやすい表現が見つかったので引用します。

引用するのはオオバさんという方が運営する渋谷ほととぎす通信というブログです。

シェーダーをひとことで表すと「3Dオブジェクトをディスプレイに映し出すためのプログラム」です。

引用元:【初心者向け】シェーダーってなに?

何度も登場していますが 「シェーダーとは3Dオブジェクトをディスプレイに映し出すためのプログラム」 です。つまりシェーダーとはプログラミングのこと。プログラムできるということは、シェーダーを書けるようになるとさまざまな表現が可能だということです。

引用元:【初心者向け】シェーダーってなに?

ではシェーダーはどこから始めたら良いでしょうか。オオバは三角形から始めたら良いと考えます。3Dとはメッシュの塊ですが メッシュの最小単位は三角形メッシュ です。三角形メッシュをプログラミングで実装し、シェーダーを書いて描画する。この流れを理解できるとシェーダーの理解は格段にアップします。

引用元:【初心者向け】シェーダーってなに?

そして3Dプログラミングやシェーダーを学ぶ上では「Unity」がおすすめです。 Unityを使うことで3Dプログラミングやシェーダーの要点を効率的に学ぶことができるから です。

引用元:【初心者向け】シェーダーってなに?

私が説明するよりもはるかに深く、わかりやすく説明されているのでShaderについて知りたい方はオオバさんのブログを参考にしてください。

他は企業によってまちまち

歓迎スキルについてはShader(シェーダー)関連以外はバラバラです。

「求人応募に必要なスキル・経験」
の部分で紹介した
「Gitを使ったバージョン管理経験」
を設定していることもあれば

  • ネットワークに関する基本的な知識
  • Android、iOSネイティブアプリ開発経験

などを設定している企業もありました。

なので全体的な傾向としては、Shader以外は目立ったものはありません。

まとめ

最後に情報を整理します。

メタバースエンジニアへの転職を目指すとき、高い確率で「必須スキル・経験」に設定されているのは以下のスキル・経験です。

  • Unityを使った開発の実務経験
  • プログラミング言語の「C#」を用いた開発経験
  • ゲーム開発の経験
  • Gitを使ったバージョン管理経験

「歓迎スキル・経験」として高い確率で設定されているのは
「Shader(シェーダー)の知識や開発経験」
です。

ただ、調査してわかったのはあくまでも傾向です。
じっさいはこれらの知識・経験がなくても転職に成功することもあります。

とはいえ、Unity関連のスキルがあってマイナスになることありません。
ゼロからメタバースエンジニアを目指すなら、Unityから学ぶのをおすすめします。

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