VictoryXRと提携しメタバーシティ(Metaversity)を導入する大学が増加中

いま、世界中の大学がメタバースに注目しています。

そんな状況の中、アメリカのアイオワ州にあるVictoryXRは、世界中に
「メタバーシティ(Metaversity)」
と呼ばれる、VR技術を導入したメタバース上の大学を増やしています。

これにより、大学での学習が没入型学習(Immersive Learning)に変わりつつあります。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
メタバーシティは「Metaverse」と「University」を組み合わせた造語です。
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メタバーシティ増加を支援しているMeta

世界中にメタバーシティが増えている大きな理由は、Meta(メタ)の支援です。

Metaは
「Meta没入型学習(Meta Immersive Learning)[1]Meta:Meta Immersive Learning
というプロジェクトを2021年に発表しています。

このプロジェクトは
「テクノロジーを通じて学習へのアクセスを増やす」
という目的で運営されており、メタバーシティ支援はその一環です。

MetaはVictoryXRと提携し、大学によるメタバーシティ運営をサポートします。
ざっくり分けると

  • Meta→資金提供とVRヘッドセット提供
  • VictoryXR→学習教材となるソフトウェア開発

こんな役割分担でメタバーシティを支援しています。

メタバース導入は大学・大学生の両方にメリットがある

Meta(昔の名前はFacebook)が絡むと、Metaにばかりメリットがあるように感じますが、メタバーシティは運営する大学や大学生にもメリットがあります。

新型コロナが流行したとき、オンライン学習が注目されました。
けれど、大学のような予算・人材が限られている教育機関がVRを活用したオンライン学習を迅速に導入するのは困難でした。
とくにネックになったのは

  • ヘッドセットなどのVR機器の費用(コスト)
  • VR向けの学習教材を用意・開発するコストと時間

この2点です。

メタバーシティでは、MetaがMeta Quest ヘッドセットを無料で大学に提供(寄贈)しています。
そして、大学はメタバーシティのコースを受講する学生にヘッドセットを無料で貸与してくれます。
なので、ヘッドセットのコストに関しては大学・学生ともにゼロ円になります。

サイト管理人 南研吾
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学生は学期の初めにヘッドセットを借り、学期末に返却する仕組みです。

ヘッドセットの問題がなくなったので、あとは教材です。

VR向けの学習教材はVictoryXRが開発を担当します。
学生が利用する教材のイメージは、下の動画↓を見ると想像しやすくなると思います↓

このようなコンテンツをVictoryXRがどんどん開発してくれます。
なので、大学側にかかる負担・コストはかなり減ることになります。

アメリカだけでなくヨーロッパの大学もメタバーシティを導入

MetaとVictoryXRがネックになっていた部分を解決してくれたので、大学側も乗り気です。
2022年9月げんざい、アメリカでは

  • カンザス大学看護学校
  • カリフォルニア州立大学
  • モアハウス大学

などをはじめとした、10の大学がメタバーシティに参加することを発表しています。

ヨーロッパでは、今のところオーストリアの
Modul University
がメタバーシティ参加を表明しています。

メタバーシティがどんな様子が見てみましょう。
下の動画はカリフォルニア州立大学のメタバーシティです。

ただ大学内での講義がメタバース化するだけではありません。
VictoryXRは下の動画のような、学習に利用できるさまざまなワールドをメタバース空間に用意してくれています。

授業の内容もメタバースを活用したものです。
たとえば

  • 豚の解剖
  • 人の臓器の解剖
  • 宇宙での捜索・探検

など、学校内で体験するのが不可能だったり、コストがかかる授業をメタバースで体験できます。

このような、まるで実際に体験したのかのような学習方法は、学習効果が高いことで知られています。
もしメタバーシティが優れた人材を続々と輩出したら、教育界でも注目されるでしょう。
そうなったら、メタバーシティはどんどん拡大するはずです。

引用・脚注

引用・脚注
1 Meta:Meta Immersive Learning
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