メタバースデザイナーになりたい人におすすめのデザインソフト・ツール

この記事では
「メタバースデザイナーになるには、どのデザインソフト・ツールが使えればいいの?」
こんな疑問を解決します。

メタバースデザイナーの仕事の幅はひろく、細かく分けると

  • 3DCGデザイナー
  • 3Dモデラー
  • UI/UXデザイナー
  • バーチャルファッションデザイナー
  • メタバース建築家

などの職種があります。

けれど、利用するデザイン系ソフトやツールは似ています。
ざっくり分けると

  • 3DCGソフト
  • WEBデザインツール・ソフト
  • ゲームエンジン

この3つを使って仕事をすることが多いです。

この記事では3つのソフト・ツールそれぞれで、とくに就職・転職市場で需要が高いものを紹介します。

3DCGソフトは3DCGデザイナーに必須のツール

まずは3DCG(スリー・ディー・シー・ジー)ソフトを紹介します。
メタバースの中にある

  • アバター
  • アイテム
  • 建築

などをデザインするのに使われるのが3DCGソフトです。
メタバースのデザインに携わりたい人にとって、3DCGソフトは欠かせません。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
3DCGソフトはDCCツールと呼ばれることもあります。DCCとは「Digital Content Creation 」の略称です。

ここでは、メタバースでよく使われる3DCGソフトとして

  • Maya(マヤ)
  • Blender(ブレンダー)
  • 3ds MAX(スリーディーエス・マックス)

この3つを紹介します。

① Maya(マヤ)は定番ソフトだけど高価格がネック

最初に紹介するのは「Maya(マヤ)」です

Mayaを開発・販売しているのはAutodesk(オートデスク)社。
OSはMac・Windowsの両方に対応しています。

とても簡単に説明すると、Mayaは

  • 3DCGモデル
  • 3Dアニメーション

などが作成できるソフトウェアです。

メタバース関連のデザインの現場で、もっとも高頻度で使われる3DCGツールがMayaです。
もちろん、メタバースだけでなく

  • ゲーム
  • スマホアプリ
  • アニメ

などの製作でも使われます。
有名どころだと、ジブリ作品の「アーヤと魔女」の製作で使われたりもしています[1] … Continue reading

Mayaは3DCGのプロもつかう優れたソフトです。
そのせいか、価格が高いのが難点です。
価格は、1年あたり286,000円!

「これは高すぎて買えない・・・」
と感じた方には

  • 無償版(30日間限定で無料で使える)
  • 廉価版の「Maya Indie(年間42,900円)」

などの利用がおすすめです。

Mayaはメタバースデザインというか、3DCGの世界での定番ソフトです。
まずは30日の無償版をさわってみることをおすすめします。

・Maya公式サイトURL
https://www.autodesk.co.jp/products/maya/overview?term=1-YEAR&tab=subscription

② Blender(ブレンダー)は無料だけど高機能!

次に紹介するのはBlender(ブレンダー)です。

こちらはMayaとは違い、完全無料の3DCGソフトです。
OSはMac・Windowsの両方に対応しています。

  • 無料で使える
  • Mac・Windowの両方に対応

というだけでも有難いのですが、さらに高機能という特徴もあります。
そのせいか、個人で活躍しているメタバースクリエイターはBlenderを使っている人が多いように感じます。

もちろん日本語にも対応しており、使い方を解説した

  • ブログ
  • 動画

などもたくさんあります。

なので
「3DCGソフトを使ったことがないけど使ってみたい」
このように思っている、3DCG初心者の方にはBlenderがおすすめです。

BlenderをつかってDecentralandというメタバース向けのアイテムをデザイン・販売し、年収数百万円単位を稼いでいる女性もいます[2]NBC:Avatars need their nails done, too. Enter the metaverse side hustle.
なので、機能や使い勝手的には全く問題が無いと思います。

・Blender公式サイトURL
https://blender.jp/

③ 3ds MAX(スリーディーエス・マックス)はMac非対応が痛い

最後に紹介する3DCGソフトは3ds MAX(スリーディーエス・マックス)です。
こちらはMayaと同じAutodesk社の製品です。

Mayaとの違いとしては

  • Macに対応しておらず、Windowsでしか使えない
  • Mayaよりもプラグインが豊富で、自分でプラグインを作ったりしなくて済むことが多い
  • より寸法を細かく指定できる

などが挙げられます。

Macに対応していない、というのが非常に痛いですがMayaと同じくプロに大人気のソフトです。
業界でいうと、ゲームやアニメ制作でよく使われており「鬼滅の刃」のCGで3ds MAXが使われています[3]AREA:世界を虜にしたアニメ『鬼滅の刃』はどう作られたのか ufotableにしかできない作画とCGの融合 前編
他だと、建築業界でも人気がが高いです。

価格はMayaよりも少し安いですが、Mac非対応ということもあり、メタバース関連のデザインをしたい方にはやや不向きかもしれません。
なので、基本的にはBlenderやMayaを先に使った方が良いと思います。

・3ds MAX公式サイトURL
https://www.autodesk.co.jp/products/3ds-max/overview?term=1-YEAR&tab=subscription

WEBデザインツール・ソフトはUI/UXデザイナーの必須スキル

3DCGソフトの次は、WEBデザインツールを紹介します。
※WEBデザインソフトと表現されることもあります

メタバース企業で働くデザイナーの中でも、とくに「UI/UXデザイナー」などが多用するツールです。

なので
「3DCGデザイナーよりもUI/UXデザイナーになりたい!」
と考えている方におすすめです

ここでは

  • Figma(フィグマ)
  • Sketch(スケッチ)

この2つのツールを紹介します。

① Figma(フィグマ)は無料でも使える注目ツール

まず紹介するのはFigma(フィグマ)です。

Figmaは2022年9月にAdobeによって200億ドル(約2兆9000億円)で買収された、話題のサービスです。
世界中のデザイン関係者3,000人に
「2022年に最も使いたいツールはどれ?」
と聞いたとき、ダントツの1位になったツールでもあります[4]UX Tools:Which tools are you most excited to try in 2022?

とても使いやすく、サクサク動くので使い勝手はかなり良いです。
ブラウザから使えるので、Windows・Macの両方に対応。
さらに料金も割安で、なおかつ無料のフリープランもあるので、UI/UXデザイナーになりたい人にはかなりおすすめできます。

メタバースに取り組む企業が出すUI/UXデザイナーの求人募集を見ると、必須スキルとしてFigmaの経験を求めている企業は多いです。
Googleアカウントなどから簡単に登録・ログインできますので、まずは気軽に使ってみてください。

・Figma(フィグマ)公式サイトURL
https://www.figma.com/

② Sketch(スケッチ)はWindows非対応が弱点

つぎに紹介するのはSketch(スケッチ)。
Figmaと同じように、UIデザインなどに使えるソフトです。

Sketchは有料のソフトウェアです。
30日間は無料で使えますが、その後は有料でしか使えません。
ここがFigmaとの大きな違いです。

さらにFigmaとの違いを挙げると、対応OSはMacのみとなっています。
これは料金以上のデメリットとも言えます。
デザイナー初心者の方は、まずは金銭的な負担が少ないFigmaからの利用がおすすめです。

・Sketch公式サイトURL
https://www.sketch.com/

ゲームエンジンは「歓迎スキル」に設定されることが多い

最後に紹介するのはゲームエンジンです。

とても簡単に言うと、ゲームエンジンはゲーム開発の効率化のためのツールです。
代表的なツールは

  • Unity(ユニティ)
  • Unreal Engine(アンリアルエンジン)

などです。

デザイナーの仕事との関連性で言うと、ここまで紹介した3DCGソフトや、WEBデザインツールは求人募集で
「必須スキル・経験」
として設定されていることが多いです。
これにたいして、ゲームエンジンは
「歓迎スキル・経験」
として設定されることがほとんどです。

なので、メタバースデザイナーになるにあたり、必要ではないけどあった方が良いスキル・経験がゲームエンジンです。

① Unityはメタバース業界での需要が高い

最初に紹介するのは、ユニティ・テクノロジーズ社が提供しているUnity(ユニティ)です。

Unityはスマホアプリ開発などでも使われるゲームエンジンです。
ゲームエンジンとしてのシェアはナンバーワン。
とくにAR/VRコンテンツの60%がUnityで作られていると言われています[5]linkedin:What skills are required for metaverse jobs? (or Virtual Reality Jobs)

メタバースに関していうと

  • VRchat
  • cluster(クラスター)

などの有名メタバースがUnityで作られています。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
ゲームだと「ポケモンGO」や「ウマ娘」などがUnityで作られています。

メタバース学習向けのVRコンテンツなども、ほとんどUnityで作られています。
無料で使えるということもあり
「ゲームエンジンを使ってメタバースを作りたい!」
このように考えている方に特におすすめです。

・Unity公式サイトURL
https://unity.com/

② Unreal Engineで作られるメタバースも増加中

Unreal Engineは(アンリアルエンジン)はEpic games社が開発しているゲームエンジンです。
Epic games社という名前でピンときた方もいると思いますが、大人気メタバースのFortnite(フォートナイト)の運営会社です。
もちろん、FortniteはUnreal Engineで作られています。

もちろん、他にもたくさんのゲームがUnreal Engineで作られています(ファイナルファンタジーⅦリメイク等)。
けれど、さいきんはUnreal Engineで作られるメタバースも増えています。
たとえばEverdome(エバードーム)なんかがそうですね。

ただ、個人がノートパソコンなどでUnreal Engineを使うとなると、HDのかなりの容量がUnreal Engineで占められることになります。
現状のシェアなども考えると、初心者はUnityからはじめた方が使いやすいかもしれません。

・Unreal Engine公式サイトURL
https://www.unrealengine.com/

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