「Web3ビジネスのコミュニティマネージャーはどうやったらなれるの?」
「Web3コミュニティマネージャーになるのに必要な資格やスキルは?」
この記事は、こんな疑問を持っている方の悩みや問題を解決します。
結論からお伝えすると、Web3コミュニケーションマネージャーになるには、スキル・経験として
などがほぼ必須となります。
そして、Web3コミュニティマネージャーになるには
などの方法があります。
それぞれ説明しながら
- Web3コミュニティマネージャーになるのに必要なスキル・経験
- Web3コミュニティマネージャーになる方法
などを解説します。
Web3コミュニティマネージャーの仕事に興味がある方はぜひ読んでください。
Web3コミュニティマネージャーになるのに必要なスキル・経験
まずはWeb3コミュニティマネージャーになるのに必要なスキルを紹介します。
たとえるなら、Web3コミュニティマネージャーは
- ソーシャルメディア運用担当
- PR/広報担当
- ブランドマネージャー
などの職業がミックスしたような職業です。
なので、幅広いスキルが求められます。
ここでは、求人を出している企業から「必須スキル」として求められやすいスキルから順番に紹介していきます。
順番については、こういう傾向がある、というくらいに考えてください。
① 高い言語コミュニケーションスキル
Web3コミュニティマネージャーになるのに必須なのは
「優れた言語コミュニケーションスキル」
です。
これは、Web3コミュニティマネージャーほぼすべての求人で求められているスキルです。
Web3コミュニティマネージャーは
- オンライン
- (時には)オフライン
の両方でコミュニティのメンバーなどとコミュニケーションを取る仕事です。
なので、高い言語スキルは欠かせません。
日本語以外にも英語ができれば海外のプロジェクトなど、仕事の幅は一気に広がります。
ただ、海外でも高い言語スキルが求められる点は同じです。
なのでネイティブクラスの言語力がないと採用されるのは困難です。
② Web3コミュニティへの参加経験
スキルではありませんが、Web3コミュニティへの参加経験が求められることも多いです。
当然といえば当然ですね。
Web3のサービスを使ったことが無い人がWeb3コミュニティマネージャーになるのは難しいです。
これは、Web3はWeb1・2とは概念・考え方の違いが大きいからです。
とはいえ、コミュニティへの参加は簡単です。
さまざまなプロジェクトから興味をもてそうなプロジェクトを探し
- Discord
などをフォロー・参加しましょう。
そして、コミュニティに参加しながらWeb3の雰囲気を理解することが大事です。
③ Web3コミュニティ構築に使われるツールの利用経験
Web3コミュニティマネージャーは、おもにソーシャルメディアを通してメンバーとコミュニケーションをとります。
なので、Web3でよく使われるツールの利用経験を必須経験としている企業は多いです。
文字を使ったコミュニケーションツールとして使われることが多いのは
- Discord
- Medium
- Telegram
などですね
他だと、プロジェクトの情報整理やタスク管理に
などが使われることがあります。
動画、画像関連のツールだと
- TikTok
- Twitch
- YouTube
などを使います。
羅列すると、使いこなさなくてはならないツールが無数にあるように感じます。
けれど求人募集では
- Discord
などが必須経験として設定されていることが多いです。
優先順位的に、まずはこの2つのツールを理解し、使えればOKです。
ここまでが、Web3コミュニティマネージャーの求人で
「必須スキル」
として設定されていることが多いスキル・経験です。
④ ソーシャルメディアマーケティングの経験
ここからは、「歓迎スキル・経験」として求人情報に記載されている多いスキル・経験です。
一つ目は
「ソーシャルメディアマーケティングの経験」
です。
すでに説明したように、Web3コミュニティマネージャーの仕事内容はソーシャルメディアの運用担当と似ています。
だからソーシャルメディアマーケティングの経験があれば、その経験や学んだスキルをそのままコミュニティマネージャーの仕事に活かせます。
とくにTwitterの運用で
- フォロワー数を増やす
- エンゲージメントを増やす
などのノウハウや実績を持っていたら、かなり強いアピール材料になるでしょう。
⑤ Web3について深く理解している
「歓迎スキル」として設定されやすいスキルの二つ目は
「Web3について深く理解している」
です。
Web3について理解する、これは
- NFT
- DAO
- Defi
- Gamefi
- メタバース
などを体験・理解する、と言い換えることができます。
これらの知識・経験があれば、求人募集に複数の候補者が応募した時に他の人よりも有利になるかもしれません。
このあたりについては、じっさいにサービスを利用してみるのがおすすめです。
具体例を挙げます。
- NFT→OpenSeaでNFTを購入
- DAO→特定のDAOに参加し、自分のスキルでDAOに貢献する
- Defi→Uniswapなど、DEXを利用してみる
- Gamefi→Sorareなどのゲームで遊ぶ
- メタバース→The SandoxやDecentralandで遊ぶ
こんな風にひと通り体験すると、Web3の輪郭のようなものがわかります。
もしWeb3関連の仕事をしたいならやはり試してみるべきでしょう。
Web3コミュニティマネージャーになる方法
つぎはWeb3コミュニティマネージャーになる方法を解説します。
その前に雇用形態というか、働き方について。
Web3コミュニティマネージャーの働き方としては、大きく分けると以下の3つがあります。
- Web3系の企業で正社員として働く
- フリーランス・業務委託で働く
- DAO(分散型自律組織)に所属して貢献する
なので、自分にあった働き方が選べます。
そして、Web3コミュニティマネージャーになる方法としては以下の3つがあります。
それぞれ解説します。
① 参加コミュニティ内の求人募集に応募する
最初に紹介するのは
「参加コミュニティ内の求人募集に応募する」
です。
おそらく、これがもっともハードルが低い方法です。
この方法は特定のコミュニティに参加していることが大前提となります。
なので、まずは気になるDAOやNFTプロジェクトに参加しましょう。
そしてコミュニティに貢献しながら、コミュニティマネージャーの求人募集が出るのを待ちます。
この方法のメリットとして
- コミュニティの雰囲気やメンバーのことを理解してから働ける
- 自分が興味関心を持っているコミュニティで働ける
などが挙げられます。
反対に、デメリットとして考えられるのは
- コミュニティマネージャーの新しい求人募集がないかもしれない
です。
このデメリットは、Web3コミュニティマネージャーになりたい人にとって致命的です。
それでも、この方法ならコミュニティマネージャーの仕事内容や、どんな風にコミュニティを活性化させているかを学べます。
あわせて、コミュニティマネージャー必須ツールの
- Discord
などの活用方法も学ぶ事ができます。
トータルで考えるとWeb3について学べる、初心者向けの方法と言えます。
② ソーシャルメディアの求人募集に応募する
Web3のコミュニティはたいていソーシャルメディアを活用しています。
求人募集がソーシャルメディアで出されることもあるので、そこから応募する、という方法もあります。
この方法はすでに紹介した
「① 参加コミュニティ内での求人募集に応募する」
と似ています。
けど、①の方法は複数のコミュニティに参加するのは難しい、というデメリットがあります。
現実問題として複数のコミュニティをかけもち参加するのは大変です。
だから、まずコミュニティのSNSをフォローします。
そして、Web3コミュニティマネージャーの求人募集が出たら応募する、という順番です。
この方法ならかなり広い範囲のコミュニティとその求人募集をチェックできます。
「このコミュニティで働いてみたいな」
と思うような、気になるコミュニティがたくさんある人におすすめの方法です。
③ Web3のコミュニティとつながりがある友人から紹介してもらう
これは説明するほとではありませんね。
もしWeb3のコミュニティに参加している友人・知人がいるなら
「求人等があったら声をかけて欲しい」
とお願いすることができます。
④ 求人情報サイトや転職エージェント経由で応募する
4つめは定番の
「求人情報サイトや転職エージェント経由で応募する」
です。
こちらも特に説明は必要ないと思います。
英語圏では
- Web3
- DAO
などの人材募集に特化した求人情報サイトがあります。
代表的なサービスは
などですね。
国内ではWeb3人材に特化した求人情報サービスはwithBくらいです。
withBでもコミュニティマネージャーの求人募集がありますが
- 大手求人情報サイト
- 大手転職エージェント
なども含めて求人を探すのがおすすめです。