ハイプサイクルで有名なリサーチ会社のガートナーが
「2026年までに25%の人がメタバースで1日1時間以上過ごす」
という予測を発表しました[1]Gartner:Gartner Predicts 25% of People Will Spend At Least One Hour Per Day in the Metaverse by 2026。
具体的には何をするかについては、ガートナー社は以下の行動を挙げています。
- 仕事
- ショッピング
- 教育
- 人との交流
- エンターテインメント
ということは、未来の私たちの行動は
- 職場はMetaのHorizon Worlds
- ショッピングはD2A(ダイレクト・トゥ・アバター)で、メタバース内で購入
- 好きなアーティストのライブはフォートナイトで参加
こんな風になるかもしれません。
「2026年までに25%の人がメタバースで1日1時間以上過ごす」
というコメントを聞くと
「そんなに!?」
と感じますが、メタバースだってインターネットの一種です。
ネットで利用するサービスが少し変わるだけです。
総務省がおこなった2020年のネット利用時間の調査[2]総務省:主なメディアの利用時間と行為者率 第2部 基本データと政策動向では、13歳から69歳の男女は
- 平日は168.4分(2.8時間)
- 土日は174.9分(2.9時間)
平均してこれだけの時間をネットに使っています。
6年後、このうち3分の1くらいはメタバースに移行するかもしれないということですね。
メタバースによって変化するのは個人の行動だけではありません。
企業活動だって変化する可能性があります。
ガートナー社のマーティ・レズニック(Marty Resnick)氏は
2026年までに、世界の組織の30%がメタバースに対応した製品やサービスを持つようになるでしょう。
引用元:Gartner Predicts 25% of People Will Spend At Least One Hour Per Day in the Metaverse by 2026
このようにも語っています。
個人も企業も徐々にメタバースの利用が増える、というのがガートナーの未来予測のようです。
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