「メタバースの土地が○億円で売れた」
こんなニュースを見かけたことがある人は多いと思います。
その○億円で売れた土地の多くはDecentraland(ディセントラランド)の土地です。

「そんな高価な土地を買えるわけがない」
と思った方、安心してください。
3億円以上で販売されたタイミングはメタバースの土地の価格がバブル的に高騰していた2022年1月です。
いま(2022年9月)なら、Decentralandの土地は1区画あたり37万円ほどで購入可能です。
この記事ではDecentralandの土地について
- 買える場所(方法)
- 買うために必要な準備
- じっさい購入する時の手順
などを初心者向けに説明します。
どこでDecentralandの土地は買える?
はじめにDecentralandの土地はどこで買えるかを説明します。
結論から言うとDecentralandの土地が買える場所は大きく分けて二つあります。
その二つとは
- Decentralandの中にあるマーケットプレイス(土地の売買市場)
- Decentraland以外のマーケットプレイス(土地の売買市場)
です。
後者は一般的には「NFTマーケットプレイス」と呼ばれています。
これは、メタバースの土地は「NFT(エヌ・エフ・ティー)」と呼ばれるデータだからです。
そして、初心者がDecentralandの土地を買うのにおすすめなのは後者。
NFTマーケットプレイスです。
中でもおすすめはOpenSea(オープンシー)です。
というのも
などの特徴があるからです。
まずは
「Decentralandの土地を買うならOpenSeaがおすすめ」
これを覚えておいてください。
土地を買うために必要な費用と準備すべきもの
つぎはDecentralandの土地を買うのに必要な費用と、準備すべきものを紹介します。
まずは費用です。
冒頭で少し触れましたが2022年9月現在は37万円ほどでDecentralandの土地が買えます。
ただしこの価格は最も安い土地の価格で、なおかつ売買にかかる手数料等は含まれていません。
手数料なども入れると44万円くらい用意したいです。
準備すべきものについては
- 日本国内の仮想通貨取引所の口座
- ウォレットのMetaMask(メタマスク)
この二つは絶対に必要です。
「なんで土地を買うのに仮想通貨取引所が必要なの?」
という疑問を持つと思います。
これは、人気メタバースの多くは仮想通貨でも利用されるブロックチェーンというシステムをベースに作られているからです。
ただ、シンプルに
「メタバースの土地の買い物はそういうもの」
と理解するだけでも全く問題ありません。

仮想通貨取引所の口座とウォレットの両方を準備するには、だいたい20分〜30分くらいの時間がかかります。
イメージと違ってそんなに時間はかかりません。
けど口座開設が完了するのが数日かかる可能性があるので、余裕をもって準備してください。
具体的な手順などについてはこの後に解説します。
【初心者向け】Decentralandの土地を購入する手順
おまたせしました。
ゼロからスタートし、Decentralandの土地を購入するまでの流れを解説します。
基本的にはここで紹介する手順に従うだけでDecentralandの土地が買えます。
おそらく最も簡単な買い方でもあると思うので、ぜひ参考にしてください。
1. ウォレットのMetamaskをインストール
最初に用意するのはウォレットのMetamask(メタマスク)です。
とても簡単に言えば、Metamaskは仮想通貨で買い物するための財布のような役割をもつアイテムです。

Metamask公式サイト画像
メタバースの土地を買うには、購入代金を入れる財布が必要です。
なので最初に財布にあたるMetamaskを用意しましょう。
※お金は財布を用意した後に入れます
Metamaskはパソコンもしくはスマホにインストールして利用します。
パソコンを使って土地を買う方はパソコンに、スマホから土地を買う方はスマホにインストールしてください。
※パソコンを持っているならパソコンからの購入がおすすめです
インストール方法については当サイトの別の記事で画像付きで詳しく解説しています。
なのでいったん下にあるリンク先に飛び、記事で解説されている手順にそってMetamaskをインストールしてください。
インストールが完了したら今読んでいるこの記事にまた戻る、という流れです。
※パソコン版とアプリ版で異なる記事を用意していますのでご注意ください
2. コインチェックで仮想通貨取引所の口座を開設
財布であるMetamaskの準備ができたら、次は財布の中に入れるお金の準備です。
Decentralandの土地は「イーサリアム」という仮想通貨で買えます。
だから日本円をイーサリアムに交換できる仮想通貨取引所の口座が必要です。
ここでおすすめなのはコインチェックです。
・コインチェック公式サイトURL
https://coincheck.com/
コインチェックには
- 有名メタバースとの関係性が深く、メタバースが発行する仮想通貨も購入可能
- コインチェック自身もNFTマーケットプレイスを運営しており、そこで土地も売買できる
- 東証プライム上場のマネックスグループのグループ会社だから信頼できる
などの特徴があり、メタバースの土地の売買に興味がある方には特におすすめです。
※イーサリアムが買える取引所であればコインチェック以外でも問題ありません
コインチェックの口座開設の流れは以下のようになります。
- 公式サイトから会員登録
- 各種重要事項の確認
- 電話番号の認証
- 本人確認書類の提出
こちらについても、別の記事で画像付きで口座開設方法を解説しています。
以下のページを参考にしながら口座を開設したのち、再びこのページに戻ってきてください。
3. 日本円をコインチェックに入金してからイーサリアムに交換
コインチェックの口座開設が完了したら、Decentralandの土地の購入に使うお金を用意します。
具体的に言うと、まず日本円をコインチェックに入金します。
そしてコインチェックに入金した日本円をイーサリアムに交換します。
「交換」と言わずに「購入」という表現を使うこともありますが、どちらも意味するものは同じことです。
まずは日本円をコインチェックに入金する方法を紹介します。
イーサリアムを手に入れるには、まず交換したい分の日本円をコインチェックに入金する必要があります。
入金方法についてはコインチェックの公式動画を参考にするのがベストです。
というのも
- 動画を見ながらイーサリアムの購入方法がわかる
- タイミングによってデザインが変更されても更新される
という大きなメリットがあるからです。
下のコインチェック公式動画を参考にしながら銀行等から日本円をコインチェックに入金してください。
購入方法についても、コインチェックの公式マニュアル+動画を参考にするのがベストです。
日本円をイーサリアムに交換するときは、以下の公式サイトと動画を参考にしてください。
4. イーサリアムをMetamaskに送金
イーサリアムを入手したら、次はイーサリアムをMetamaskに送金します。
送金はイーサリアムを購入した、コインチェックの管理画面から行います。
つまりコインチェックの管理画面からは
- まずイーサリアムの購入
- 次にイーサリアムをMetamaskに送金
この2つの作業をする必要があるということです。
送金についても、コインチェックが公式マニュアルを公開しています。
下のリンク先を参考にしてください。

コインチェックが公開している送金マニュアル
5. OpenSeaとMetamaskを連携
Metamaskへの送金が完了したら、いよいよ土地の購入まであと少しです。
すでに説明したように、Decentralandの土地を購入するにはOpenSeaというNFTマーケットプレイスの利用がおすすめです。
そしてOpenSeaで買い物をするにはウォレットのMetamaskを連携させる必要があります。
連携とは、言い換えれば「接続」です。
WEBサービスを利用するとき、GmailのID・パスワードで登録・ログインしたりしたことはありませんか?
あれと似たようなイメージです。
連携の流れを説明します。
まず公式サイトにいき、右上にあるウォレットボタンをクリック。
・OpenSea公式サイトURL
https://opensea.io/
すると、選択肢としてMetamaskが表示されます。
Metamaskをクリックしてください。
次は、Metamaskのパスワードを入力してください。
パスワードを入力したら、「ロック解除」をクリック。
すると新しいアカウントが表示されますので、「次へ」をクリック。
これで接続は完了です。
6. Decentralandの土地の購入
OpenSeaとMetamaskの接続が完了したらあとはDecentralandの土地を買うだけです。
- 土地の購入目的
- 購入予算
などに沿って、土地を購入してください。
ただ、割高な土地の購入は特別な理由がない限りおすすめできません。
購入を予定している土地が相場価格よりも高いか低いかは簡単に調べることができます。
方法については下のリンク先記事で詳しく解説していますので、土地の購入前にチェックすることをおすすめします。
土地は売買だけでなく活用して稼ぐこともできる
ここまで、Decentralandの土地の買い方を紹介しました。
Decentralandに限らず、メタバースの土地はただ売買するだけでなく様々な活用方法があります。
もしメタバースの土地を購入したら様々なことにチャレンジしてください。
もしかしたら、それによって購入した土地がものすごく高い価値を持つことだってありえるからです。
メタバースの土地は「仮想不動産」と呼ばれており、仮想不動産への投資は「仮想不動産投資」と呼ばれています。
仮想不動産投資は新しい時代の投資です。
リスクとリターンについてしっかり考え、余裕がある資産の範囲での投資をおすすめします。
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